我が家はミニバン車中泊でのベッドメイキングにニトリさんの低反発マットレストッパーを使っています。これを一枚導入するだけで、お気楽な車中泊がかなり快適になりました!
どんなところが気に入っているかWAN-VANLIFE目線でレポートします。
この記事はこんな人におすすめ
・車中で快適に寝るための方法が気になる
・車中泊のベッドメイキングはなるべく簡単にしたい
・ミニバンでの車中泊について知りたい
・ニトリの低反発マットレス トッパーが車中泊に使えるか知りたい
ニトリの低反発マットレス トッパーとは
低反発マットレス トッパーは、言わずと知れたかゆいところに手が届く品揃え、お値段以上のニトリさんが展開しているベッドマットのシリーズです。「トッパー」というのは、メインのマットレスやお布団の上にさらに重ねることで寝心地を改善するためのもの。厚さは2.5㎝で低反発のウレタンフォームに外カバーがついている構造です。
イメージとしては、マット(敷布団)以下、敷パット以上という感じです。
お値段はサイズによって異なり、シングル4,990円・セミダブル5,990円・ダブル6,990円という千円違いの3展開。我が家はステップワゴンの車幅に合わせて140㎝幅のダブルサイズを使っています。
ニトリの低反発マットレス トッパー ダブルのスペック
サイズ(ダブル) | 幅140×奥行197×厚さ2.5cm |
---|---|
お値段 | 6,990円(税込) |
素材 | カバー:ポリエステル100% 本体充填物:ウレタンフォーム |
ニュートン数 | 48.1N(柔らかめの低反発) |
重量 | 約3.86kg |
お手入れ | カバーのみ洗濯機OK(ネット使用) |
まずは車内の段差解消が重要
ニトリの低反発マットレストッパーはソフトな素材であり、残念ながらシートの段差を補正する力はほとんどありません。トッパーを敷く前に車内をある程度フラットに整えるための下地を作りをしておくとより快適に寝ることができます。
我が家の場合、ステップワゴンの1列目と2列目のシートの間にできる凹み部分に「くるマット」という市販のアイテムを設置して段差を解消しています。
段差解消マットを使った様子
シートの凸凹が気にならない車種であればそのままトッパーを敷いてしまうのも手かもしれませんし、座布団やタオルで隙間を埋める方法もあると思います。
ステップワゴンの前はレガシィの荷台で寝ていたのよ。床は堅かったけど、荷台は完全にフラットだったから段差問題はなかったわ。
トッパーの設置と収納・車中泊で使っているところを画像でチェック
車内がある程度フラットになったら、トッパーを広げて設置するだけです。
実際にステップワゴンにニトリの低反発マットレス トッパーを敷いているところを画像でレポートします。
\スクロールで画像チェック/
車のシートの上なので、多少の凹凸は残りますが、逆に言うとシートのクッション性を活かしつつ、傾斜や凹凸をいい感じで補正してくれるような使い心地になります。
また、厚さが2.5㎝というのも絶妙です。車内の高さを制限することなく寝心地がUPする感じがします。トッパーを敷くと犬たちも滑らなくなり、シートの隙間に足をとられることもなくなって安心!
走行時の収納について、この厚さのトッパーは材質が柔らかいためマットにひっかけるためのゴムで止めてくるくる巻いた状態で持ち運ぶことができます。
収納の様子
\スクロールで画像チェック/
ニトリの低反発マットレス トッパーが車中泊に良いところ
ニトリの低反発マットレス トッパーを車中泊に導入してよかったなと思うところは、もちろん、まず第一に就寝時の快適性のUPです。また、車内には、シートの段差(高低)のみならずタイヤ幅の狭まりなど横幅の凹凸もありますが、ソフトな質感で車内の凹凸にゆるやかにフィットしてくれるところが気に入っています。
犬たちが滑らない素材であることもポイントが高いです
エアマット系はすべっちゃうことがあるからねぇ
広げるのも巻き取るのも簡単で、車幅に収まるので荷物の上にどかんと置いて移動できることも気楽なポイントです。「コンパクトに収納できる」とまではいきませんが、適当に載せて走っていてそれほど邪魔に感じたことはありません。
ニトリの低反発マットレス トッパー 車中泊におすすめのポイント
ニトリの低反発マットレス トッパー 車中泊使用で気になるところ
ニトリの低反発マットレス トッパーを車中泊で使用するときに、気になるところやちょっと惜しいところは、以下のようなところです。
ニトリの低反発マットレス トッパー 惜しいところ
まず、車内のシートの段差を埋めるのには2.5㎝で柔らか素材の本商品は向いていません。なので、快適に寝るためにはこのトッパーを敷く前になんらかの方法でなるべく車内をフラットにする必要があります。
蒸れに関しては、素材がポリエステル100%の生地に低反発ウレタンマットですので、正直なところ通気性がいいとは言えません。その分冬場は暖かいという側面もありますが、夏場はこのトッパーの上にさらに綿素材の敷パットを敷いたり接触冷感のシーツを敷いたりという工夫が必要かもしれません。
我が家の場合、綿素材の薄手の敷パットを最初からトッパーに装着してくるくる巻いて持ち込んでいます。かさばり方やマットの高さはほとんど変わらず、帰宅後の洗濯が楽ちんになります!
毛玉問題は、公式ページのレビューで気になるという意見があり、確かにそうかなと思いますがアウトドアでラフに使うという意味で私はほとんど気になりません。
まとめ
車中泊に市販のマットを使う、となると、3つ折り・4つ折り・6つ折りなどのハードタイプマットを検討する場合もあるかもしれません。正直なところ、段差を解消する役割を重視するならそちらのほうが良いかもと思います。
また、走行時の収納についても、カッチリしているハードタイプのほうが「荷物のテトリス」をするときに扱いやすい場面もあるかもしれません。
低反発マットレス トッパーは良くも悪くも「ソフト」なので、その質感をメリットととらえるかデメリットととらえるか、シーンによって分かれそうです
ただ、我が家の車中泊スタイルでは、ニトリの低反発マットレス トッパーの柔軟さ・ソフトさが役立っています。
車中泊では、寝心地を追及すると高さが出て車内が狭くなってしまったり、居住性や収納性を追求するとベッドがゴツゴツしてしまったり、なかなか良い塩梅というのが難しいのですが、段差解消マット+ニトリのマットレストッパーの組み合わせは、ちょうどいい塩梅で就寝時の快適性と走行時・昼間の利便性を叶えてくれました。
何より、このマットレストッパーを敷くようになって、車中泊の友である旦那さんと犬たちが、朝まで静かに寝てくれるようになりました。私はわりとどんな環境でも寝れてしまうタイプなので快適性に関する考察は難しいのですが、同乗者のみなさんは格段に良く寝れている様子なので、導入してよかったなと思っています。
どこに寝ても快適だから場所取りの小競り合いもなくなるよ!
以上、ニトリの低反発マットレス トッパーレビューでした。車中泊のちょっとしたヒントになれば嬉しいです!
※上記は執筆時の情報です。詳しくは公式HP等を参照してください。