犬連れでくるま旅するようになって13年。犬も人も安全に快適に移動するために、これまで使ってきた犬用ドライブキャリーの特徴やよかった点、惜しかった点をレビューします。

どのタイプが良い・悪いというよりも、どのタイプがその子に合っているか、がポイントになると思います
記事はこんな人におすすめ
・ペットを車に乗せる方法が気になる
・犬連れで快適にドライブしたい
・犬用のドライブベッド・ドライブボックスを探している
・うちの子にはどんなタイプのドライブキャリーが合うのか知りたい
ちなみに、現在の我が家は、「HONDA ホンダ 純正 ペットシートプラスわん2」と「クレート」に落ち着いています。
HONDA ホンダ 純正 ペットシートプラスわん2が気になるときはこちら


ハードタイプのクレートが気になるときはこちら


犬用ドライブキャリーとは?
犬用ドライブキャリーとは、車で犬と一緒に移動する際に車内で犬に入っておいてもらうためのツールです。ドライブキャリーという言い方のほかにも、ドライブゲージ・ドライブシート・ドライブボックス・ドライブベッドなどさまざまな呼び方や商品名があります。また、見た目や機能もドライブに特化したものや他の移動にも使えるものなど、いろいろなタイプが市販されています。
ドライブキャリーを選ぶポイントは、人間側のライフスタイル、犬の性格や好み、大きさ、犬種の特徴(毛が良く抜ける犬種、短頭種で暑がり、など)によってあらゆる切り口があると思います。
こんなにたくさん商品があるのに希望の条件を全て満たすものはなかなか見当たらず、優先順位をつけなくてはならない場面もあるかもしれません。
とはいえ、ドライブキャリーを選ぶときに重要な条件として以下の3つがポイントになると思います。
犬用ドライブキャリーを選ぶポイント
①人も犬も安全であること
②犬が落ち着ける快適さがあること
③お手入れしやすい・着脱しやすいなど求める機能性があること
我が家の場合、2頭の犬の性格が全く違うので、それぞれの安全と快適を確保するために2頭バラバラに乗ってもらっており、キャリーのタイプも全く違います。
キャリーのタイプ別にどのようなメリットやデメリットがあるのか、経験をもとにまとめてみます!



しゃもちゃんと一緒だと騒がしいのよ



・・・みんなでドライブが嬉しすぎるんだもん
タイプその1:「クレート」
まず、基本のクレートです。いわゆるハードタイプのキャリーのことで、「バリケン」や「ゲージ」と呼ぶ場合もあります。クレートは、とにかく安全であることと、車から降ろすとハウスとして使えることが最大のメリットで、クレートトレーニングができている子なら人間にとっても犬にとっても最も安全な移動手段と思われます。
クレートの良い点
クレートの惜しい点
クレートはサイズ展開も豊富で、小型犬用から中型犬・大型犬用までいろいろな大きさが市販されています。また、折りたたみできるもの、2方向に開口するもの、ウォーターボトルを装着できるものなど、シンプルなようで意外と機能性が高いという特徴もあります。
ハードタイプを選ぶと人間目線での快適性が気になるところですが、実際にはクレートの中にお気に入りの敷物やクッションを入れるなど、その子の好みに合わせたカスタマイズをしてあげることができます。
また、車酔いする子の場合、ある程度狭いスペースでじっとさせておくほうが酔いにくい場合があります。自身がウロウロして落ちつかないワンコは、車の揺れもさることながら、自分の動きと不安な気持ちで気持ち悪くなってしまうこともあるからです。そういう意味では、良かれと思って広いクレートを選ぶより、本人の体のサイズに合うクレートを選んであげるほうが犬が落ち着き、車酔いしにくくなるかもしれません。
また、経験上、車の進行方向に犬の頭が向くような姿勢をとれる環境のほうが車酔いしにくい印象があります。トランクスペースなどに余裕があればクレートの向きや置き場所を調整するだけで犬が落ち着いてくれる場合もありますので、いろいろチャレンジしてみるといいかもしれません。
いずれにしても、ハードタイプのクレートであれば、ドライブ中に嘔吐のようなトラブルが起きてもふき取りなどのお手入れがしやすいメリットがあります。
余談ですが、我が家のように車中泊の旅をする場合はハードタイプのクレートが邪魔になる場面があります。しかしながら、この問題も、折りたたみ式のハードクレートという素敵な商品で解決されます。
車中泊するなら、ハードタイプのクレートの置き場所を事前に検討しておくべき
ライフスタイルに合わせて、折りたたみ式やソフトタイプなどを検討してみるのもよいかもしれません。



へっへっへー
僕はクレート派なんだよ!
クレートの中って落ち着くんだもん。







リッチェルの折りたたみキャリーは、横に膨らみのない長方形が積みやすくて気に入っています。折りたたむと厚さ11cmまでコンパクトになり、車中泊時はシート下に収まります。便利!
ハードタイプのクレートが気になるときはこちら


タイプその2:「キャリーバッグ」
続いて、普段使いのペットキャリーをそのままドライブボックスとして使った場合です。
我が家がこの方法を採用していた当時は「スリーピーポッド アトム」を愛用していました。
キャリーバッグの良い点
キャリーバッグの惜しい点
普段の移動に使うキャリーをドライブキャリーとして使えれば、道具も少なくてそれに越したことはないと思います。事実、我が家も短時間のドライブの時は、現在使っているリュックタイプのキャリーをそのままドライブ用キャリーとして使っています。
「クレートに閉じ込められるのは苦手だけど、お出かけ用のバッグは大好き」というタイプの子も、普段のキャリーをそのまま使うと落ち着きやすいですね。
一方、長時間のドライブを想定する場合は、フレームの剛性があり通気性が確保できる形選び・素材選びが重要になってきます。その点、スリーピーポッドはコンパクトで頑丈で安定性もよく、キャリーとしてとても気に入っていました。しかし長時間のドライブになると、少しスペースが狭く犬が体勢を変えにくい感じがしていたことも気になるポイントでした。
また、キャリーはナイロン製や布製が多いため、クレートと比べると咄嗟の掃除やお手入れがしにくい印象です。うちのワンコはどのくらい汚す可能性があるのかイメージしてみると良いかもしれません。



ワンコの大きさや性格によっては、良い選択肢なのですが、キャリーとしての取り回しとドライブボックスとしての安全性・広さの両立が難しいところ。



普段ペットカートを使っているなら、カートのかご部分を取り外してドライブキャリーにできるタイプが使いやすいかもしれないねー
タイプその3:「ドライブベッド」
最後に、犬用のドライブベッドというタイプです。我が家が最近まで使っていたのはRADICA(ラディカ)さんのドライブベッドです。
さすがドライブ「ベッド」というだけあって、まさにベッドを車に積んで走っている状態です。ドライブ中にスースーと寝息が聞こえてくることもしばしば。犬の快適性という意味ではベストな選択と思われます。
ラディカさんのベッドはお手頃価格なのに、作りが本当にしっかりしていて、中綿もぎっしり詰まっていました。生地やデザインもオシャレなものが多く、ベッドタイプをお探しの方にはおすすめです。
ベッドタイプの良い点
ベッドタイプの惜しい点
このタイプは、完全オープンでお互いの様子を確認しやすいですし、自宅と同じような環境でリラックスしてくれるので車酔いしにくいというメリットがあります。短距離の移動やもともとベッドの中で大人しくできる子には良い選択肢になりそうです。



ぐっすり寝てるうちに目的地にとうちゃーく!
しかし、開放的で快適であるがゆえに安全性の確保がとても難しいという注意点があります。ほとんどの犬用ドライブベッドには車外への飛び出し防止に役立つフックがついていますが、このフックには万一の際に犬の体をホールドしてくれるような機能はありません。もし首輪タイプで飛び出し防止フックにつないでいれば、犬の体が投げ出された時に首吊りのようになってしまう危険もあります。
ですので、我が家では特に高速道路や長時間のドライブの際には、幅広のハーネスを選んで飛び出し防止フックにつないだり、紐の可動域をある適度制限したり、という対応をとっていました。



結果、せっかくの解放的なベッドなのに、犬は頑丈なハーネスでホールドされている状態、という「うーん・・・」な状況に直面します。。。
また、安定感のあるしっかりしたベッドは、どうやってもそのままの大きさでコンパクトにはなりませんので、車中泊の時には意外とかさばってしまい、どこに置いておこうか悩む場面もありました。
まとめ
犬連れ旅の必須アイテム「ドライブキャリー」についてレポートしました。
巷にはいろいろな機能を備えたドライブキャリーやデザインが可愛いドライブキャリーがありますので、とても悩んでしまいます。特に犬の快適性や人間の利便性については、それぞれのワンコの性格や人のライフスタイルで同じ商品が全く異なる評価になることもありそうです。
うちのワンコの性格なら、どんな環境が安全なのか、リラックスしてくれるのか、車酔いしにくいのか、というところをイメージして条件の優先順位を設定できるといいですね。



クレート ぃやっほーい!!



快適性はつい人間目線になりがちですが、いつも嬉々としてクレートに滑り込むしゃもじを見ていると「その子に合った環境」はみんな違うものだなと痛感します
というわけで、我が家の犬たちで経験したタイプ別のドライブキャリーまとめです。
クレートタイプのまとめ
キャリータイプのまとめ
ベッドタイプのまとめ
犬連れドライブのポイントについて、こちらの記事もとても分かりやすいので参考にしてみてください。
現在、鯉を乗せているドライブシートについてはこちらの記事でレポートしています


しゃもじが使っているハードタイプのクレートが気になるときはこちら

