埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークは、ムーミン谷で繰り広げられる物語と原作者トーベ・ヤンソンの世界観を体感できる自然豊かなテーマパークです。
テーマパークとしては珍しく犬連れでの入園OKとなっており、隣接するメッツァビレッジと合わせて美しい宮沢湖畔の風景や+北欧の空気感を楽しむことができます。
今回は、ムーミンバレーパーク内の様子やパークを犬連れで楽しむ際の注意ポイントなどをレポートします!
この記事はこんな人におすすめ
・犬連れで入園できるテーマパークを探している
・埼玉県で犬連れで楽しめる観光地を探している
・子連れ+犬連れの両方で楽しむことができる場所を探している
・ムーミンバレーパークの雰囲気や犬連れで散策できるエリアが気になる
・ムーミンバレーパークとメッツァビレッジの違いが気になる
・ムーミンバレーパークを散策するときの注意点を知りたい
ムーミンバレーパークの基本情報
2019年3月にオープンしたムーミンバレーパークは、ムーミン谷に暮らす一家の世界観を体験できるテーマパークです。
まるで物語そのもののような建物や風景、世界最大級の品揃えとなるギフトショップなど、ムーミンファンにはたまらないコンテンツが揃っているのはもちろんのこと、四季折々の豊かな自然環境を舞台にした演出や、 原作の大きな魅力である「文学性」や「アート性」を感じる空間づくりが特徴的で、ムーミンをあまり知らなくても、大人も子供も犬も、みんなで楽しむことができる場所となっています。
とにかく雰囲気がいいのです!
まずはWan-Vanlife目線でムーミンバレーパークの基本情報をチェックします。
ムーミンバレーパークの基本情報
施設名 | ムーミンバレーパーク(MoominValley Park) |
住所 | 〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 |
アクセス | 圏央道 狭山日高ICから約5.4km 約15分 西武池袋線 飯能駅からメッツァ行バス |
車の入れやすさ | 周辺の道路は整備されており、駐車場も広々です。 |
駐車場 | 平日:1,000円/日(2時間まで無料) 土日・祝:1,500円/日 |
営業時間 | 平日:10:00-17:00 土日・祝:10:00-18:00 その他、特別日は19:00までの場合あり。 |
入園料 | おとな:3,600円(前売3,400円) こども:2,200円(前売2,000円) 犬:無料 |
ドッグラン | ムーミンバレーパーク内にはなし ※併設のメッツァビレッジにドッグランあり |
ドッグカフェ | なし ※どのレストランもテラス席は犬連れOK |
近隣散歩道 緑道 | パーク内・エリアそのものをお散歩道として楽しむことができます。 |
その他 | 原則として犬は建物内には入れないため、ワンオペでは難しいかもしれません。 ※詳細後述 |
ムーミンバレーパーク内の様子と犬連れの注意ポイント
ムーミンバレーパークを犬連れで訪問した場合、遊歩道を散策したり、写真を撮ったり、野外広場のスペースでピクニックをしたり、レストランのテラス席でごはんを食べたり、という動きがメインになります。
園内をお散歩するとこんな雰囲気です↓
\スクロールで画像チェック/
ムーミンバレーパークの犬連れ散歩
画像のように、パーク内は全体として緑が多く公園として十分に楽しむことができます。
ただ、一方で、建物内や屋外のジップラインやアスレチックは原則犬NGとなっているため、ムーミンバレーパークで「ムーミンバレーパークらしさ」を味わいたいなら、やっぱりヒトだけで回る方が都合が良いかもしれません。
友達や家族と回るなら、犬をみておいてもらって順番にアトラクションやショップを楽しむという手もありますが、それなら犬連れでないほうがいいような気もしますしね。
また、パーク内を犬連れで散策する際の注意事項もわりと細かく定められています。
パーク内の犬連れルール(一部抜粋)
・リードの長さは最長で1.5mの長さ
・顔が出ないペット専用のキャリーバックが必要
・ベンチや椅子に座らせる場合はカフェマットが必要
雰囲気抜群のテーマパークに入るからにはそれなりのマナーが必要ね。
毎年2月にドッグフレンドリーイベントをやってくれていて、その期間中だと犬連れOKエリアやアトラクションが拡大するらしいぞ!
・建物内やアトラクションは、原則犬NG
・アトラクションやショッピングを楽しみたいなら、犬なしのほうが回りやすい
・犬連れでアトラクションも楽しみたい時は、複数人での訪問が必須
園内でのペット連れのルールは、公式HPの「よくあるご質問・ペットをお連れの方へ」の欄に詳しく記載されていますので、事前に犬と一緒にできること・できないことを確認しておくと安心です。
ムーミンバレーパークのレストランとテラス席
ムーミンバレーパークには、レストランが2カ所、テイクアウトフードのコーナーが1か所、ムーミン関連の書籍がずらりと揃うブックカフェが1か所あります。
ブックカフェを犬連れで利用するのは難しいですが、そのほかの施設には大きなテラス席が用意されていて、犬連れで食事を楽しむことができます。
テラスは屋根付きのところもあるし、ストーブ付きの場所もあったのよ!
テラス席の様子はこんな感じ
メインレストランのテラス席は席数が多いです!
今回は、ムーミン谷エリアのメインレストラン「ムーミン谷の食堂」で「おさびし山ハヤシライス(1,300円)」をいただきました!
メニューは1,500円前後で、テーマパークの世界観の中で可愛く美味しくいただくことができました!
注意ポイントとしては、やっぱりここでも建物内は犬NGで注文を建物内で行う仕組みですので、注文班と犬のお世話班に分かれることができる複数人での利用が安心です。また、犬用のお水やおやつはありませんので持参して楽しみましょう!
・注文は店内なので要注意
・犬用の食器やおやつは持参が必要
ムーミンバレーパークとメッツァビレッジの違いとは?
ムーミンバレーパークのお隣(手前?)にある「メッツァビレッジ」は、北欧のライフスタイルを感じられるマーケット、カヌーやワークショップなどのアクティビティ、季節のイベントなどを体験できる公園です。
「メッツァ」は、フィンランド語で「森」という意味。メッツァビレッジとムーミンバレーパークは、同じコンセプトを共有する兄弟施設のような位置づけです。
ふたつのこのエリアの決定的な違いはふたつ。無料か有料か。そしてムーミンがいるかいないか。です。
メッツァビレッジにも、テラス付きのレストランや北欧テイストのショップがあり、ピクニックできる広場もあります。さらにドッグランや犬と一緒に乗ることができるカヌーなどのレジャー系もありますので、ムーミンの世界にこだわりがなければ、メッツァビレッジだけで十分に楽しむことができます。
メッツァビレッジの方はだいたい月1回ペースでドッグイベントがあるらしいぞ。
まとめ
ムーミンバレーパークとメッツァビレッジ、訪問時は冬季・平日の午前中で、抜けるような青空が美しく、のんびりと散策を楽しむことができました。
メッツァビレッジから始まる、ちょっと丁寧な暮らしをイメージさせる北欧テイストと、ムーミン谷の雰囲気の良さ。絵になる空間を犬たちと一緒に過ごせるとても素敵な場所でした。
犬連れでキャラクターのテーマパークに入れるという特別感がある一方で、園内は犬連れでは入れないエリアも多くありました。そんなショップやレストランを外から覗くと、ムーミンの世界観が溢れた素敵な内装だったので、これはこれで犬なしで訪問してしっかり満喫するのもアリかもしれません。
犬連れで楽しむ優先度と、ムーミンの優先度、アスレチックなど子供の遊びの優先度、グループや家族のやりたいことによって、メッツァビレッジだけで遊ぶのかムーミンバレーパークに入園するのか、選んでみるとよさそうです!
※上記は執筆時の情報です。詳しくは公式HPを参照してください。